暖かな陽光のもと、
教会で、婚約式が行われました。
ご家族・ご親族の方々が
遠方からも集まり、
若いお二人を祝福しておられました。
◆
愛は寛容であり、愛は情深い。
(コリントの信徒への手紙一13:4 口語訳)
わたしたちの父である神と
主イエス・キリストからの恵みと平和が、
あなたがたにあるように。
(エフェソの信徒への手紙1:2)
◆
神はご自分の愛の証しをさせるため
夫と妻と子供たちを家庭に送られました。
かつて私は六歳か七歳の女の子を路上で保護し、
「シシュ・バビン」(子供の家)に連れていきました。
そこで、その子を風呂にいれ、着替えさせ、ごちそうをしました。
ところがその晩、彼女は逃げ出しました。
二度、三度とその子は保護されましたが、
その度に逃げ出すのです。
三度目のときは、シスターにあとを追ってもらいました。
そのシスターは
その子がお母さんと妹と一緒に
木の下に座っているのを見つけました。
小さな皿を前にして、
お母さんは道から拾ってきたものを
料理していたのです。
彼らはそこで料理をし、食事をし、眠るのです。
そこが彼らの家なのです。
それでその子が逃げた理由がわかりました。
お母さんは
その子を本当に愛しているのです。
そして、その子も
お母さんのことが大好きなのです。
二人はお互いに、
とても大切な存在なのです。
その子は
「バリジャボ(ここがあたしの家なの)」
と言いました。
お母さんこそ、彼女の家だったのです。
(マザーテレサ「愛するために」より)
◆
どうか、お二人が、
お互いにとって
大切な存在となりますように。
この婚約式から、
神の愛の内に守り導かれて、
祝福にあふれた結婚に至り、
いつも寛容な愛の心がある「私の家」、
豊かな神の恵みに満ちた「私の家」を
築いてくださいますように。
神は愛なり!
築いてくださいますように。
神は愛なり!