婚約式


2.25(月)
春の訪れを喜びをもって告げるような
暖かな陽光のもと、
教会で、婚約式が行われました。

ご家族・ご親族の方々が
遠方からも集まり、
若いお二人を祝福しておられました。


愛は容であり、愛は情深い。
(コリントの信徒への手紙一13:4 口語訳

わたしたちの父である神と
主イエス・キリストからのみと平和が、
あなたがたにあるように。
(エフェソの信徒への手紙1:2)


神はご自分の愛の証しをさせるため
夫と妻と子供たちを家庭に送られました。

かつて私は六歳か七歳の女の子を路上で保護し、
「シシュ・バビン」(子供の家)に連れていきました。
そこで、その子を風呂にいれ、着替えさせ、ごちそうをしました。
ところがその晩、彼女は逃げ出しました。

二度、三度とその子は保護されましたが、
その度に逃げ出すのです。
三度目のときは、シスターにあとを追ってもらいました。

そのシスターは
その子がお母さんと妹と一緒に
木の下に座っているのを見つけました。

小さな皿を前にして、
お母さんは道から拾ってきたものを
料理していたのです。
彼らはそこで料理をし、食事をし、眠るのです。
そこが彼らの家なのです。

それでその子が逃げた理由がわかりました。

お母さんは
その子を本当に愛しているのです。
そして、その子も
お母さんのことが大好きなのです。
二人はお互いに、
とても大切な存在なのです。

その子は
「バリジャボ(ここがあたしの家なの)」
と言いました。
お母さんこそ、彼女の家だったのです。

(マザーテレサ「愛するために」より)


どうか、お二人が、
お互いにとって
大切な存在となりますように。

この婚約式から、
神の愛の内に守り導かれて、
祝福にあふれた結婚に至り、
いつも容な愛の心がある「私の家」、
豊かな神のみに満ちた「私の家」を
築いてくださいますように。

神は愛なり!