12月に入ると、
もうクリスマス、そして新年が近いことを
実感させられます。
今や日本中で花を咲かせている
アンネのバラは
いつ日本に来たのでしょうか?
アンネの父オットー・フランク氏から
平和と友情のしるしとして
1972年のクリスマスに
聖イエス会に贈られてきたのが
その始まりでした。
雪国・北海道では
降雪前にアンネのバラに冬囲いをします。
やがて深い雪で覆われ、
春の雪解けまでの数か月…
じっと雪の下に隠れています。
今年、北海道から温暖な松山に移り住み
11年ぶりに
12月のアンネのバラを眺めながら、
オットー・フランク氏の言葉を
思い巡らしています。
「平和を実現するために何かをする人になってほしい」
朝日に映える「アンネのバラ」は
アンネが願い続けた平和への希望を
語りかけてくれました。